キワと、サシのお話です。
キワ、サシは、紅白などの緋盤(赤い部分)の質、将来性を予想するのに大事な要素と言われております。
簡単に言うと、緋と白地の境界線に着目するということです。
墨にも墨ギワという物がありますが、今回は緋盤について説明することにします。
ビギナーの方には、なかなか聞き慣れない錦鯉の専門用語ですので、一つずつ説明していきますね(笑)
まずは、キワについて。
キワとは、錦鯉の頭を前、尾を後ろと考えた時に、後ろ・横側の緋盤と白地の境界線のことです。
良いキワとして、下記の2つに大別されます。
■カミソリギワ
■ウロコギワ
カミソリギワとは、その名の通りカミソリでスパッと切った様なキワのことです。
ウロコギワとは、ウロコの形に沿って緋盤と白地が分けられたキワのことです。
対して悪いキワの例をあげると、もやっとしていて、にじんだ様なキワや、ガタガタした様なキワです。
次に、サシについて。
サシとは、錦鯉の頭を前、尾を後ろと考えた時に、前側の緋と白地の境界線のことです。
前ザシとか、差し込みとも言ったりします。
ウロコの生え方というのは、前のウロコの下に差し込む様に生えています。
その為、白地の下に緋盤がある分、少し薄い赤になります。
小さな頃のサシは、均一で、きれいなピンク色をしていて、程良く差し込んでいるものが好まれます。
多すぎたり、全く無いのは好まれません。
緋質の良い鯉は、大きくなるにつれてウロコが大きくなるので、緋盤と白地の境界線がはっきりしてきます。
簡単ではありますが、キワ、サシについてでした(笑)
一本、一本よく観ると違いがわかると思いますよ!
たくさんの錦鯉を見て、違いを感じて頂けると幸いです。
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代表者の浅田祐二です。
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