梅雨には要注意
今回は、梅雨には要注意というテーマです。
毎年ですが、梅雨前後には、特にお悩みの声を聞きます。
ベテランの方は、よく知っていると思いますが、ビギナーの方も多いと思いますので、
今回このテーマをとりあげました。
少しでもあなたの飼育技術向上にお役に立てれば、幸いです。
さて、梅雨と言えば、当然ですが雨・・・・
外の池の場合は、雨水がたくさん入り、急激な水温低下や水質変化が懸念されます。
水温合わせの重要性のページでも述べましたが、錦鯉は、幅広い水温で生きる事ができます。
しかし、錦鯉は、急激な水温変化に弱い生き物なんです。
エサを与えて、急激に水温が低下すると、消化不良を起こし調子を崩します。
また、4月〜7月ぐらいは、メスは、卵を持つ時期です。
こちらも、たくさんエサを与えると調子を崩します。
梅雨の時期は、気圧の関係も体調を崩しやすい要因と言われています。
エサを与える事は、錦鯉愛好家にとって最高の楽しみの一つであると思います。
しかし、大切なあなたの錦鯉達の事を思うなら、 雨の日や雨が降りそうな日は、
エサを切るなどして、梅雨を乗り切りましょう。
目が出ていないか、体が充血していないか等は、特に注意して下さいね。
梅雨を乗り越えれば、冬に向けて体力を蓄える夏がやってきます。
高水温時は、肌が黄ばみやすく、墨も引きやすいので、我慢の時期となります。
しかし、その分、低水温時の仕上がりに期待が膨らみますね！
